RiderFlow というアセットが無料公開されていて、便利なアセット検索機能が備わっていたので、それの紹介です。
実行環境
- WIndows 10
- Unity 2021.2.17f1
- RiderFlow.2022.1.0.129
RiderFlowとは
RiderFlow for Unity: Scenery tool to build and manage your 3D space
JetBrains社により提供されているUnityのScene編集などを便利にするためのプラグインです。
RiderFlow に搭載されているそのほかの様々な機能については他の方の記事で紹介されているので、ここでは省略させていただきます。
気になる方は是非読んでみてください。(記事の最後にリンクを記載しておきます)
導入方法
公式サイトのDownloadをクリックすると、導入するためのunitypackageを落とせます。
※追記 Assetストアからも入手できるようです。
アセットの使用箇所を検索する
Scene上でのアセットの使用箇所の検索機能には、Find UsagesとShow Usages in Sceneの二種類があります。
Find Usages
選択したアセットがSceneやPrefabのどこで使われているかを検索することができます。
他人の作成したアセットをいじる際に依存関係の確認とかで役に立つことがあるかもしれません。
ちなみに下の動画のように階層構造を一括で開いたり閉じたりもできます。
Show Usage in Scene
選択したアセットがSceneで使われている箇所を検索し、強調して表示できます。
今回の例だと、Toggle usages highlights をクリックすると、選択したスクリプトがアタッチされているCubeが強調されて赤く表示されています。
注意点ですが、強調されていない残り1個のCubeにも対象のスクリプトがアタッチされています。 しかし、PrefabであることからScene内検索には引っかからなかったものと思われます。
(FindUsagesでも検索時にScene内のPrefabのCubeは検索されなかったことから、構造上検索に引っかからないものだと考えています)
また、2022/04/03時点では、URPやHDRPでは赤く強調する機能が使えないようです。(検索自体はできます)
さいごに
RiderFlowのアセットの検索機能に注目して紹介しました。その他の機能も、便利なものが備わっているので、興味をもった方は試してみてください。
Unityを便利にするアセットは有料無料問わずたくさんあるのですが、こういったJetBrains社のような実績のある企業が出している無料アセットとなると、頼りになりますね。
その他紹介記事など
【Unity】RiderFlowの紹介 - Raspberlyのブログ
超絶便利な無料ツール『RiderFlow』を使って作業を効率化しよう!
↓英語ですが、公式のリファレンスも、しっかりあります。