TATIKUNLOG.

主にゲーム作りについて書き留めるブログ。

【3000円】プロコン壊れたからスプラトゥーン用に中華コン買ったレビュー【T-23 PRO】


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ちょっと時間ができたので大体2ヵ月ぶりの更新。

年明け一発目の記事がこんなんでいいのだろうか……。

はじめに

switchのプロコンが壊れました。大体5年間使ってる気がするので、流石に寿命でしょうか。

プロコン自体には不満はありませんが、良い値段するし探さないと手に入らないし……と思ったので、代替品を探してみました。

switchで使う場合、代替品の条件がアミーボ対応とか、ジャイロ対応などかなり条件が厳しいのが辛い所。

そこでgoogle先生を頼って探していたところ、商品名が長すぎる3000円の安いけど怪しいコントローラーを発見!

その名も

Switch コントローラー 無線 マクロ機能 背面ボタン付き [最新バージョン] スイッチ コントローラー NFC搭載 スリープ復帰 TURBO連射/HD振動/6軸ジャイロセンサー機能 高耐久ボタン 反応速い 遅延なし ニンテンドースイッチの全てシステムに対応 日本語取扱説明書付き(赤&青)

3000円無駄にする可能性はありますが、買っちゃいました。

一応、他のブログのレビューとかチェックしてはいたんですけど、 レビューを信用できないのがこの手の製品の怖いところ、その理由についても後で説明します。

届いた本体 まず無事に届いたので安心

事前に断っておきますが、あまりコントローラーには詳しくないので、スティックやボタンの質などについては言及できません。

商品ページ

広告目的リンクじゃないから安心してください

実物写真

中身 何やら怪しい紙が

とりあえず本物が届いたのでOKです。

中身は

  • コントローラー本体
  • USB A to USB C
  • 説明書

『すごい怪しい紙』です。

信用できない理由がコイツです。 こういう安い商品って大体こういうサクラレビュー用ギフトが付いていて、 商品レビューがまともに機能してません。

という訳で、全く信用できないので、機能が備わってない詐欺商品じゃないのかをチェックします。

説明書

説明書は日本語英語の表記がありますが、日本語表記は残念な機械翻訳でハッキリ言って使い物になりません。

ボタン配置など

ちゃんと読むと英語の方も機械翻訳のような気がします。

本体と接続

Homeボタン長押しでswitch本体と接続ができます。

プロコンとの違いは、結構な頻度で接続が切れるうえ、Homeボタン以外では繋がりません。

この接続切れの頻度が酷く、基本的にゲームのムービー中に切れると考えて間違いないです。

機能確認

まずは箱の横に書いてある基本的な機能がちゃんと備わっているか確認します。

箱の側面に表記された機能一覧

NFC

イカのアミーボを本体中央にかざして動作確認をしました。

イカのアミーボで動作確認

特別読み込みにくいとかそういう感じもなく、普通に使えそうです。

ジャイロ

所持しているゲームで一番ジャイロを使うのがスプラトゥーン3なので、そちらで確認。

ジャイロ確認

試し打ちも試してみましたが、プロコンと比べて当てにくいって感じはしませんでした。

とはいえ、筆者はスプラ上級者ってわけではないので、参考程度にどうぞ。

(そもそも公式大会とかに出るレベルの人とかは、公平性等の観点からプロコンやジョイコンを使った方が良いと思います)

振動

振動を表現するのは難しいですが、コントローラーに物を乗せて撮影してみました。

振動で移動する目薬

振動のレベルは調整可能で、 調整にはT(Turbo)ボタン左スティックを使います。

T(Turbo)ボタンを長押ししながら左スティックを上下させると、振動の強さを4段階で変更できます。

連射機能

このコントローラーの連射機能は、特定のボタンを押し込み続けると、押し込んだボタンを連打入力し続ける機能みたいです。

※例えば、スプラトゥーンならパブロは押し込みで連打でき、離せば連打を止められます(ボトルも同様)

この連射機能は登録式で、「T(Turbo)ボタンを押しながら、連射登録をしたいボタンを押す」という方法で連射するボタンを登録をします。登録解除は同じ操作をすればOKです。登録したボタンを長押しすると、そのボタンを連続入力します。

また、連射の頻度も変更可能で、Tボタンを押しながら右スティックを上下させると3段階で調整できます。

※調整できる頻度は 20回/秒 12回/秒 5回/秒 の三種類

こういった機能を使うのはゲームや界隈によっては不正扱いになるので、連射機能は用法用量気を付けましょう

背面ボタン(マクロ機能)

説明書の画像M1 Button、M2 Buttonというのが見えると思いますが、これが背面ボタンで、様々な入力を登録できます。

登録できるのは、連続入力同時入力の二種類です。

この機能は、いわゆるその辺のコントローラーのマクロ機能っていうやつです。

このマクロ機能を使うのもゲームや界隈によっては不正扱いになるので、マクロ機能は用法用量気を付けましょう

連続入力

連続入力は、使いたいボタン(M1かM2)を押しながら+ボタンを押すと、登録するモードに入ります(登録するモードに入るとランプが点滅します)。

登録モード中に登録したいボタンを押して、押し終わったら先ほど押したM1(or M2)ボタンを押せば登録完了です(ランプが点滅から常時点灯に戻るはず)。

連続入力の方は、例えばM1にAボタン押してから1秒後にBボタンって登録すると、M1を押したときAボタン押してから1秒後にBボタンという入力が行われます。

同時入力

同時入力は、使いたいボタン(M1かM2)を押しながら-ボタンを押すと、登録するモードに入ります(登録するモードに入るとランプが点滅します)。

登録モード中に登録したいボタンを押して、押し終わったら先ほど押したM1(or M2)ボタンを押せば登録完了です(ランプが点滅から常時点灯に戻るはず)。

同時入力の方はその名の通りで、M1にAボタンとBボタンを登録しておくと、M1を押したときAとBが同時入力されます。

重さ

このコントローラーの本体重量は 210g で、 プロコンが 246g です。36gは決して小さくない差で、持つと軽いという印象を受けました。

問題点

説明書の日本語が酷い

これは擁護不可で、あっても無くても変わりがないレベルの日本語説明が付いてます。多分、日本語説明付きという広告をしたいがためにつけたものでしょう。

ただ、マクロの説明が英語の方だと良く分からなくて、結局日本語の方も読むことになりました。 どんなに商品が良くても、説明書が雑なのは印象悪いですよね。

電池持ちが悪い

バッテリー容量が 550mAh で、プロコンが 1300mAh であることを考えると、相当バッテリーが貧弱です。

バッテリー持続時間で見ると、プロコンがカタログ上は40時間なのに対して、このコントローラーは10時間とプロコンの4分の1程度の電池持ち性能しかありません。

付属のUSBケーブルも1m程度の短いものなので、長時間充電しながらゲームをやる場合はケーブルも買った方がいいでしょうね。

滑る

持ち手についてる滑り止めだと思われる部分が全然機能していなくて、かなり滑ります。

プレイ中は気にしてないのですが、運ぶときは滑って落としたりしないように気をつけてます。

正直背面ボタン邪魔

プロコンと同じ気分でスプラトゥーンをプレイしてたら背面ボタンを間違えて押すということが多発しました。

暴発してるのは自分だけかもしれませんが、背面ボタンは何も登録しない等の対策をした方が良い人もいるかもしれません。

おわりに

このコントローラーは買う前に色々と調べてたのですが、あまり正確でないレビューとかもあったので、もうちょっと詳細に書きたいと思ってこの記事を書きました。

現時点ではswitchでやるゲームのガチ勢じゃないしプロコン高いし、って思ってる人には割と勧められるコントローラーです。

ただ、正直耐久性はかなり心配なので、早めに壊れたら報告します。

ちなみにギフト券は受け取ってません。