下記の記事を参考にVSCode上でC++のビルドを試してみてたのですが、cl.exeを実行するためには「Developer Command Prompt(開発者コマンドプロンプト) for VS」からVSCodeを起動する必要がありました(少なくとも筆者の環境では)。
しかし、わざわざ開発者コマンドプロンプトを起動するのが面倒だと感じたため、その解決策を探したところ、なんとか見つかったのでメモしておきます。
解決策
書き換えた部分は二か所で、
tasks.jsonのcommandを開発者コマンドプロンプトが起動するバッチファイルのパスを指定するようにした部分と、
argsに"&"と"cl.exe"を追加している部分です。
{ "version": "2.0.0", "tasks": [ { "type": "cppbuild", "label": "C/C++: cl.exe アクティブなファイルのビルド", "command": "C:\\Program Files (x86)\\Microsoft Visual Studio\\2019\\BuildTools\\VC\\Auxiliary\\Build\\vcvars32.bat", "args": [ "&", "cl.exe", "/Zi", "/EHsc", "/nologo", "/Fe:", "${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.exe", "${file}" ], "options": { "cwd": "${fileDirname}" }, "problemMatcher": [ "$msCompile" ], "group": "build", "detail": "コンパイラ: cl.exe" } ] }