Feelを買ったらくっついてきたおまけ機能を使って動画のようなエフェクトを作成する記事です。
この記事では、各項目の詳しい説明はしません。
- この記事で紹介しているアセットのリンク
- 環境
- 完成品を見る
- 前準備
- MMSequenceの作成
- MMFeedbacksSequencerを作成
- Feedbacksの登録
- パターンの入力
- パターン再生
- おわりに
この記事で紹介しているアセットのリンク
環境
Unity2021.1.15f1
Feel2.4.1
完成品を見る
説明するうえで、完成した際にどのような挙動をするのか見せておいた方が良さそうなので、載せておきます。
このように最終的にドラムマシンのように一定間隔でフィードバックを実行するように設定できるシステムになります。
前準備
この記事でスケールを変化させるフィードバックの設定の仕方を説明しました。
今回は、フィードバックを設定した三色分の箱を複製して作成します。
MMSequenceの作成
Assets>Create>More Mountains>Sequencer>MM Sequenceから新たなシーケンスを作成します。
ここで、SequenceTracksを3に設定します。
今回は三種類のフィードバックを起動したいのでトラック数は3にします。
また、下のようにトラックのカラーを分かり易く色付けしておくと、後でシーケンスを設定するときに見やすくなります。
この色付けが冒頭の完成品のドラムマシンの各トラックの色になります。
MMFeedbacksSequencerを作成
空のゲームオブジェクトを作成して、そこにMMFeedbacksSequencerを追加します。
動画のようにSequenceに先ほど作成したNew MM Sequenceを適用します。
適用すると、下部にドラムマシン的な部分と、Feedbacksを登録する部分が表示されるようになります。
※Sequencer Lengthが0だとドラムマシンやFeedbacksが出てこないので、数値を増やしてみてください。
一応、今回の実装において重要な部分について説明しておきます。
BPMは1分間の拍数で、所謂フィードバックを実行する速度を設定する項目です。詳しくはBPMで調べてみてください。
Sequencer Lengthは1ループのセットの長さを決定できます。
現在長さ16なので0~15の16個を設定でき、このセットを1ループで1周実行するということになります。
PlaybackのLoopにチェックを入れることでシーケンスをループさせることができます。
※シーケンスの表示がバグっている、おかしい場合にはDestroy and rebuild sequenceをクリックしてみてください。
Feedbacksの登録
FeedbacksのElementにそれぞれMM Feedbacksを設定します。
パターンの入力
Sequencerの四角い部分をクリックすると、そのトラックに設定した色が点灯し、もう一度クリックで消えます。
これでパターンを入力する準備は整ったので、試しに入力、実行してみましょう。
パターン再生
シーンを再生すると、Sequencerの下部にStart Playingというボタンが表示されます。
これをクリックすることでシーケンスが動き出し、パターンに沿ったフィードバックが実行されます。
おわりに
MMSequencerを紹介しました。
あくまでおまけ機能らしいので、その能力は十分ではないかもしれませんが、何かしらの応用先がありそうな気がします。