目次
はじめに
最近Unityは色々新しい動きがありますが、その中でも特に気になるVFXGraphをいじってみるシリーズです。 簡単な作例とその実装方法をたくさん書くことを目標にしていきます。
環境
Unity2020.3.2f
UniversalRP 10.4.0
VisualEffectGraph 10.4.0
作例
グラフの構成
VFXGraphを作成した時の初期状態からほとんど変えていないので、その差分というか、重要な部分だけを解説します。
生成位置の形状
いわゆる従来のParticle SystemにおけるShapeの実装的な部分です。
下図におけるSet Position(Shepe:Cone)ブロックが、生成位置の形を円状にする部分になります。 Initialize(初期化)のコンテキスト内でSetPositionをすることで、一個一個のパーティクル生成時の初期位置を決定している感じです。
Y軸中心をにした回転
パーティクルの現在位置を取得(一番左のブロック)をして、(0,1,0)の軸を中心にAngleの値で回転を与えて(中央のブロック)、それを現在のパーティクルの位置に適用(一番右側のブロック)という感じです。時間経過で回転させてやる必要があるので、Updateのコンテキスト内でブロックを構成する必要があります。